桜も紅葉も新緑も絶品!京都 嵐山のおすすめ観光ルート

東山エリア、御室金閣寺エリアと並び京都を代表する観光地である嵯峨嵐山エリアのおすすめ観光ルートを紹介します。嵐山はその風光明媚な景観から平安貴族の別荘地として栄えたといわれ、桜、紅葉を含めて四季折々の日本の美しい風景が楽しめます。

京都を代表する観光地ということで、お寺の拝観が始まる9時頃からはどんどん人が集まってきて大混雑となるため、朝早くから行動を開始するのが重要です。一泊二日の京都旅行であれば、2日目の午前中に嵐山エリアを訪れるのがオススメ。

スポンサーリンク
レクタングル大広告

嵯峨嵐山のおすすめ観光ルート

嵐山には、JR嵯峨野線(京都駅から)、嵐電(市営地下鉄 太秦天神川駅で嵐電に乗り換え)、阪急嵐山線(大阪方面から)の3つの駅がありますが、3つとも離れた場所にあるため土地勘のない人にはややこしいかもしれません。嵐電の嵐山駅が天竜寺の正面なので一番分かりやすい所にあります。

嵯峨嵐山エリアは風情のある通りが多いので歩いてまわるのもいいのですが、少々広いためレンタサイクルを使うと快適です。嵐山駅前にも何店舗かレンタサイクルショップがありますが、金閣寺や京都駅周辺で乗り捨てができる京都サイクリングツアープロジェクトがおすすめです。

朝から午前中にかけて嵯峨嵐山エリアをレンタサイクルで観光し、午後に自転車で御室金閣寺エリアへ移動すると効率よく名所をまわることができます。

渡月橋〜天竜寺〜大河内山荘庭園

まず嵐山に到着したら、嵐山のシンボルである渡月橋と桂川の風景を楽しみます。春は桜でピンクに、秋は紅葉でオレンジ、黄色に色づきます。渡月橋のたもと(阪急の嵐山駅側)には中之島公園という広場があり、たくさんの桜があります。

阪急の嵐山駅の方から山に登って行くと、「モンキーパークいわたやま」という猿園があります。ここは近年外国人観光客に大人気のスポットとなっています。どちらかというと朝イチよりも、他の観光地を回って嵐山駅周辺に戻ってきてから余力があれば行ってみるのがおすすめです。

嵐山モンキーパーク

人間側が檻に入るのが特徴です。photo by Amy Jane Gustafson

渡月橋周辺を散策したら世界遺産である天竜寺へ向かいます。天竜寺の拝観は朝8時半からなので、朝早く来て渡月橋周辺を散策し、8時半に天竜寺に入場する、というスケジュールを組むと混雑を避けられます。

天竜寺の嵐山を借景とした庭園は、まるで日本画のようと形容される非常に美しいものです。

天竜寺

天竜寺 photo by p00psicle

天竜寺の敷地の南側には宝厳院(ほうごんいん)という塔頭寺院があり、毎年3月〜新緑シーズンと紅葉シーズンのみ特別公開されています。ここのもみじは圧巻の美しさなので、時期が合えばぜひ訪れておきたいところです。


宝厳院の紅葉

宝厳院 photo by Kyoto-Picture

天竜寺を拝観し終えたら、渡月橋と並び嵐山のシンボルとなっている竹林へ向かいます。徒歩の場合は、天竜寺の境内から北門を通じて直接竹林の道へ出ることもできます。またレンタサイクルは9時からなので、9時前に天竜寺を拝観してから自転車を借りに行くと時間を有効に使えます。

嵐山の竹林

嵐山の竹林 photo by Tak H.

竹林の道沿いには、野宮神社という縁結びや子宝祈願で有名な神社があります。

野宮神社

野宮神社 photo by Yuan

竹林の道を西側へずっと歩いて行くと、昭和の時代劇俳優である大河内傳次郎の別荘だった大河内山荘があります。他の寺社仏閣と違い何百年と歴史のある場所ではありませんが、その広大な日本式庭園と眺望は一見の価値あり。出口で抹茶とお菓子を頂けるので、少し休憩するのにもピッタリです。

大河内山荘

大河内山荘 photo by Kyoto-Picture

常寂光寺〜祇王寺

竹林の道を西へ抜けたら、今度は北へ向かって歩いて行きます。するとすぐに常寂光寺(じょうじゃっこうじ)に到着します。小倉山の斜面に建てられたこのお寺は、京都屈指の紅葉の名所として名を馳せています。桜や新緑の美しさも必見。

常寂光寺から少し北東へ向かうと、落柿舎(らくししゃ)という小さい草庵があります。ここは松尾芭蕉が「嵯峨日記」を著した場所として知られています。

落柿舎

落柿舎 photo by Kyoto-Picture

常寂光寺のあった道に戻り北へ向かうと、二尊院に到着です。参道の紅葉の美しさが有名です。

二尊院

二尊院 photo by RaymondChen

二尊院のすぐ近くには厭離庵(えんりあん)という知る人ぞ知る紅葉スポットがあります。普段の拝観は事前予約制ですが、紅葉シーズンは一般公開されています。落葉した紅葉の絨毯を撮影するために、通なカメラマンが大挙して押し寄せる隠れた名所となっています。

厭離庵

厭離庵 photo by Kyoto-Picture

この後は、祇王寺、化野念仏寺へ向かうルートと、清涼寺、大覚寺へ向かうルートがあります。少し距離があるため、徒歩の場合は清涼寺、大覚寺へ向かった方が良いと思います。嵐山駅でレンタサイクルを借りていれば、祇王寺、化野念仏寺を回った後で清涼寺→大覚寺と進むのがおすすめです。

二尊院の少し北側に祇王寺があります。道が少し分かりづらいので注意が必要ですが、紅葉や新緑のシーズンはぜひ訪れておきたい素晴らしい雰囲気のお寺です。

祇王寺

祇王寺 photo by Devin Lieberman

祇王寺のすぐ近くには滝口寺という平重盛縁の寺院もあります。余裕があればこちらにも足を運んでみましょう。

滝口寺

滝口寺 photo by Norio NAKAYAMA

化野念仏寺〜清涼寺〜大覚寺

祇王寺から北へ向かうと、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)があります。空海や法然といった超大物も関わっている由緒正しきお寺。8000体あるともいわれる石仏は圧巻。

化野念仏寺

化野念仏寺 photo by Al Case

化野念仏寺から南東へ戻って清涼寺を目指します。上で書いた通りかなりの距離があるため、徒歩の場合は二尊院、または祇王寺から直接清涼寺へ向かった方が良いと思います。

清涼寺は境内が無料でこの地域の人の憩いの場になっています。本堂には日本三如来に数えられる釈迦如来が安置されています。彫刻、仏像好きな人はぜひ境内だけでなく本堂も拝観してみましょう。

清涼寺

清涼寺 photo by Kiwi He

清涼寺から北へ向かって歩くと、嵯峨嵐山エリアの北端にある大覚寺に到着します。大沢池という人工池があり、桜、紅葉ともに名所として知られています。

春の大沢池

大覚寺 大沢池 photo by PV9007 Photography

大覚寺を拝観し終えたら、大覚寺前のバス停から移動します。嵯峨嵐山エリアは御室金閣寺エリアと近いため、午前中に嵐山、午後に金閣寺周辺、というプランを組むとスムーズです。自転車であれば大覚寺から直接仁和寺へ向かうことも出来ます。

世界遺産から穴場まで!京都 金閣寺〜鷹峯の観光ルート
金閣寺、竜安寺、仁和寺という3つの世界遺産が並ぶ御室金閣寺エリアのおすすめ観光ルートを紹介します。誰でも知っているお寺がそろい踏みの京都...

嵯峨嵐山エリアのおすすめ観光ルート まとめ

レンタサイクルの場合

嵐山駅(嵐電、JR嵯峨線、阪急)→渡月橋周辺→(嵐山モンキーパーク)→天竜寺→(宝厳院)→レンタサイクルを借りる→竹林の道→野宮神社→大河内山荘→常寂光寺→落柿舎→二尊院→(厭離庵)→祇王寺→(滝口寺)→化野念仏寺→清涼寺→大覚寺→(仁和寺へ)

徒歩の場合

嵐山駅(嵐電、JR嵯峨線、阪急)→渡月橋周辺→天竜寺→(宝厳院)→竹林の道→(野宮神社)→大河内山荘→常寂光寺→落柿舎→二尊院→(祇王寺)→(厭離庵)→清涼寺→大覚寺→バスで嵐山駅方面へ→(嵐山モンキーパーク)

大覚寺から御室金閣寺エリアへ

大覚寺から御室金閣寺エリアへ行く方法は以下の通り。

レンタサイクルの場合(一番おすすめ)

大覚寺前の道を東へずっと走って行けば、仁和寺、龍安寺、金閣寺が並ぶ「きぬかけの道」にいくことができます。冒頭で紹介した京都サイクリングツアープロジェクトで自転車を借りていれば、金閣寺近くの店舗で乗り捨てができるので無駄がありません。

市バスを使う場合

休日は天竜寺前(嵐電嵐山駅の近く)にバスが停まらないので、嵐山公園から少しだけ歩く必要があります。

京都バスを使う場合

本数は少ないものの、大覚寺前のバス停では京都バス(※市バスではないので注意。乗り放題チケットは市バスと共通)に乗ることも出来ます。

京都観光で交通費を節約!お得な乗り放題チケット まとめ
京都では、観光客向けの乗り放題チケットが何種類か発売されています。この記事では、通年で購入できるものに絞ってご紹介します。乗り放題チケットは...

京都バスの場合、しばらく嵐電と並走するため嵐電の乗換駅である帷子ノ辻(かたびらのつじ)までバスに乗っていくことができます。もちろん嵐山駅周辺で下車して乗り換えるのもアリです。

秋の鹿王院

鹿王院 photo by Kyoto-Picture

嵐電沿線には、広隆寺、車折神社(くるまざきじんじゃ)、鹿王院(ろくおういん)といった渋めの観光スポットもあるため、この辺りを攻めてみるのもオススメです。

スポンサーリンク
レクタングル大広告