三脚禁止は当たり前?京都で写真を撮る前に知っておくべきこと

京都では一部のマナーの悪いカメラマンの影響もあり、写真撮影に対する風当たりが日に日に強まっています。この記事では、京都で写真を撮る前に知っておくべきことをまとめておきます。

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三脚、一脚は原則使用禁止

京都の主要な観光地(寺社仏閣の境内)では、ほぼどこへ行っても三脚の使用が禁止されています。これは長時間狭い通路を占領する人がいたり、三脚の足が立ち入り禁止エリアに踏み込んで苔を荒らしたりといったトラブルが頻発したことが原因の一つとなっています。

有名所で自由に三脚が使えるのは、2017年現在 東寺くらいしか思い浮かびません。

宝筐院

宝筐院 photo by Kyoto-Picture

紅葉の名所として知られる嵐山の宝筐院(ほうきょういん)では、三脚を持っている人の立ち入りすら禁止されています。これは入り口で三脚は使わないと約束したにもかかわらず、関係者の目を盗んで三脚を使用する輩が後を絶たなかったためです。

宝筐院の公式HPは、京都に行く前に是非一読しておくことをおすすめします。全ての観光地がこういうスタンスではありませんが、京都の寺社仏閣の関係者がいかにカメラマンに対して神経を尖らせているかがよく分かる内容となっています。

写真撮影禁止の場所もある

全面的に写真撮影が禁止されている場所もいくつかあります。代表的なのは床もみじで有名な岩倉の「実相院」。毎年状況が変化しているので、詳細な場所に関しては後日リストをつくる予定です。

繁忙期のみ写真撮影禁止の場所

源光庵

源光庵 photo by Norihiro Kataoka

「そうだ京都、行こう」のCMにも採用された源光庵のように、紅葉シーズンのみ写真撮影が禁止、という場所もあります。

悲報 東福寺も紅葉シーズンは一部撮影禁止に

東福寺の紅葉

東福寺 photo by
Izu navi

2016年より、京都随一の紅葉名所 東福寺の通天橋、臥雲橋も撮影禁止となり、連日TVニュースでも報道されています。東福寺の場合は撮影マナーというよりも混雑による事故回避が撮影禁止の理由となっており納得できる面もあります。

しかし撮影禁止の一方で決して少なくない数の観光客がルールを守らずに写真を撮っており、現状では典型的な赤信号皆で渡れば怖くない、正直者がバカを見る状態です。

規制するのであれば徹底的に取り締まって欲しいものです。

堂内、仏像は撮影禁止

お寺のお堂内部や安置されている仏像に関しては、どこへいってもほぼ確実に写真撮影が禁止されています。仏教徒でなくとも、仏様への礼節を重んじるのは大切なことです。

襖絵なども撮影禁止

縁側から庭へ向かってカメラを向けるのはOKだがその逆はダメ、という場所が多いです。具体的には、以下の写真のような向きはOK 、反対向きはダメ、ということです。

詩仙堂

詩仙堂 photo by cktzeng

よって部屋に配置された襖絵や天井絵などは写真撮影ができない場合がほとんどです。

京都で写真撮影をする際の心得

京都にカメラを持って行く前に知っておくべきことを紹介します。

写真撮影だけを目的にしない

宝筐院のHPを読んでいただいたら分かりますが、寺社仏閣の関係者の方々は、写真を撮るためだけに来た、御朱印だけもらいに来た、といったような礼節を欠いた観光客に心を痛めています。仏教徒ではなくとも、その場所の歴史や文化に敬意を払うのを忘れないようにしましょう。

広角レンズ

随心院

随心院 photo by Jérôme Capsid

広角レンズは、特に庭園を撮影する際に力を発揮します。庭園を眺める縁側の通路は狭いことが多く、物理的に距離を取ることが困難です(立ち入り禁止エリアを踏み越える悪質なカメラマンが後を絶たない理由の一つでもある)。広角レンズがあれば、距離をとるのが不可能な場所でも構図の選択肢が広がります。

圓徳院 秋のライトアップ

圓徳院 photo by Kentaro Ohno

またライトアップは昼間より周りの人の映り込みが気にならないので、写真に拘る人にはチャンスでもあります。手ぶれ補正や高感度対応など、夜景撮影に役立つ機器を持っていくことをおすすめ。

一番撮りたい場所を朝イチに訪れる

繁忙期の京都の混雑はとてつもないため、人が比較的少ない拝観開始直後が撮影に適した時間となります。ただ京都の観光地は山際に多く点在しており、紅葉シーズンなどは朝早いと日が当たらない場所もあります。日当たりの良さと人の写り込みはトレードオフになると考えておきましょう。

舞妓さん、芸妓さんに迷惑をかけない

夕方に祇園界隈を歩いていると出勤途中の舞妓さんに遭遇することもあります。近年、舞妓さんの写真を撮ろうと追っかけまわしたり、ひどい場合は手を引いてひきとめたりと悪質な事例が相次いでいます。舞妓さんの写真を撮る場合は、一声かけるのを忘れないように。時間があれば応じてくれることもあります。

また一般人が舞妓さんのコスプレをしているだけの場合もあるので、そちらも要注意です。

まとめ

撮影禁止の問題は、一部の悪質な人間は結局ルールを破ってでも写真を撮り、結果その他大勢のまともなカメラマンが写真を撮れなくなる、という非常にやりきれないものです。京都に限らず、写真を撮る際にはマナーを守り、こうした撮影禁止の流れを食い止められるよう努めたいところですね。

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