新緑の時期がベストシーズン!桜が散ったら京都へ行こう!

京都旅行のベストシーズンはいつかと問われると、まず一番に思い浮かぶのは美しい秋の紅葉、そして1000年以上前から日本人に愛でられてきた桜でしょう。これらの時期の京都の雰囲気は本当に素晴らしいものです。

厭離庵

厭離庵 photo by Kyoto-Picture

しかし、京都観光の真のベストシーズンは、町中に新緑が広がる5月なんです。桜が散ってから梅雨入り前までが、京都の観光に一番オススメの季節になります。この記事ではその理由を紹介します。

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新緑には「ハズレ」がない

新緑の京都がベストシーズンである理由として、桜や紅葉と違って新緑にはハズレ年がない、という点が挙げられます。

美しい紅葉には夏の日照時間や秋の寒暖差など様々な気候条件が必要で、当たりの年とハズレの年があります。近年では2013年が当たり年、2015年はいまいち、というようにです。

また観光地によって紅葉の進行度が違うため、紅葉の盛りを迎えた景色をあちこちで見る、というのは非常に難しいです。同じお寺の境内でさえ、落葉寸前の葉っぱと紅葉が始まったばかりの葉っぱが混在している、ということがよくあります。

醍醐寺の桜

醍醐寺 photo by ryuta kawakami

桜に関しては紅葉よりシビアではありませんが、3月の気温が上昇する時期によって開花時期が大きくずれるのは周知の通りですね。

対して、新緑については4月の下旬ごろになってもまだ芽吹いていない、ということはほぼありえませんし、また一面が透き通るような黄緑色に染まるので、紅葉のように木々の間で色味のズレが起こることもありません。

下記の項目とも関連しますが、旅行日程のタイミングを掴みやすい、というのがまず新緑の京都をオススメする一つ目の理由です。

人が比較的少ない

二つ目の理由として、新緑の時期の京都はさほど混雑していない、という点が挙げられます。桜や紅葉の時期の京都の混雑はとてつもなく、特に最近は外国人観光客の増加も相まってひどいことになっています。

東福寺の行列

東福寺の行列 photo by Richard, enjoy my life!


加えて、高画質のスマホカメラやSNSの普及などもあり、一昔前より写真を撮るために立ち止まる人が増えたことも混雑に拍車をかけています。有名なCM、「そうだ京都、行こう」で見たような風情ある景色を求めて行くと、人ごみに幻滅させられることは間違いありません。

一方、桜が散った後の京都はひとまず観光のピークを終えるので、境内の新緑に包まれながら優雅な時間を過ごすことが出来ます。

ホテルの確保もしやすい

ルーマプラザのエントランス

桜、紅葉シーズンのホテルの競争率は半端ではなく、これらの時期に京都で平均的な価格のホテルを確保することは困難を極めます。価格に関しても、普通のビジネスホテルの素泊まりプランが1万円を超えていたり、色々とおかしなことになっています。

これらの時期に京都で宿を確保するにはかなり早い時期から予約をする必要がありますが、上述の通り桜や紅葉はタイミングが難しく、数ヶ月前から盛りの時期をピンポイントで予想することは不可能です。

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京都は年中観光客がいるので容易とは言いがたいですが、それでも新緑の季節は遥かに宿の確保がしやすく、価格も異常に高騰しているということはありません。新芽さえ生えてきていれば時期はいつでも良いので、タイミングを予想して失敗することもないでしょう。

学生の修学旅行も新しいクラスが馴染んできた6月ごろから最盛期を迎えるため、4月~5月の京都旅行であればそういった混雑の回避にもなります。あまり人が動かないGWの前後が一番の狙い目です。

新緑の京都のおすすめスポット

もみじは至る所にあるのでどこでも良い、といってしまえばそれまでなのですが、一押しスポットをいくつかピックアップしておきます。同じモミジですから、紅葉の名所はそのまま新緑の名所でもあります。

まず京都のモミジの名所の2台巨頭が、永観堂と東福寺です。

永観堂

永観堂は正式名称が禅林寺といい、「紅葉の永観堂」とも称される京都を代表するもみじの名所になります。紅葉シーズンは並ばないと入れないこともあるほどの人気ですが、春先なら美しい新緑をゆったり楽しめます。

永観堂

永観堂 photo by Doug Urban

南禅寺、哲学の道、銀閣寺がある蹴上(けあげ)エリアを歩いて散策してみるのが良いと思います。

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東福寺

永観堂と並ぶ京都のもみじの名所が東福寺です。こちらも紅葉の時季は駅から行列が続くほどの超人気スポットですが、新緑の時期は落ち着いて風情を感じることが出来ます。京都駅や伏見稲荷大社も近く、アクセスが良いのもポイント。

東福寺

東福寺 photo by soranyan

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トロッコ列車〜保津川下り

トロッコ列車

photo by cotaro70s

嵐山から亀岡を結ぶトロッコ列車も新緑の時期がおすすめです。紅葉シーズンは強運の持ち主でないと予約がとれませんが、春の新緑シーズンなら平日はガラガラ、休日も比較的予約がとりやすいです。

嵐山から亀岡へ向かって、亀岡からは舟で保津川下りという川下りをして帰ってくるのが人気ルートになります。

トロッコは事前予約が必要です。公式HPから空席確認ができます。予約は電話、またはみどりの窓口でチケットを購入する必要があります。

その他のおすすめ

京都旅行の王道として、清水寺からねねの道を通って三条通まで向かう、というのが新緑の時期でもおすすめです。三条通で地下鉄東西線に乗り、上記の永観堂のある蹴上駅まで移動もできます。

清水寺を通るおすすめルートはこちら↓

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もう一つ外せないのは嵯峨嵐山エリアですね。シンボルである渡月橋の周辺はもちろんですが、常寂光寺(じょうじゃっこうじ)や宝厳院(ほうごんいん)など、新緑を楽しめる寺社仏閣がズラリと並びます。

嵐山のおすすめルートはこちら↓

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まとめ

ここまで書き終えて読み返すと、桜や紅葉シーズンの文句ばっかりになってしまった気もしますが…。とにかくこの記事で一番伝えたかったのは、新緑の美しさ、それに尽きます。落葉樹の葉の色は夏にかけてどんどん濃くなっていくので、透き通るような透明感のある新緑の美しさを楽しめるのは梅雨入り前までになります。

南禅寺の新緑

運悪く観光バスと鉢合わせしてしまうと結局混雑に巻き込まれてしまうこともありますが、人ごみを避けつつ京都の風情を感じてみたい方は、ぜひ新緑の時期に訪れてみませんか?

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